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12-1 名前を呼んで

マリエッタは少し落ち込んでいた。


可愛くて仕方なかったリリィが、元気になったからと、

騎士団長のガルファによって、大臣の1人の奥様に、

引き取られていったのだ。


王宮にモンスターがいるのは、あまり良くないらしい。


確かに、リリィはカーテンがひらひら動くのが面白かったのか、

じゃれついて、駄目にしたばかりだったので、

あまり強く抗議はできなかった。


う~可愛かったのに~


すっかり、リリィに夢中になっていたので、

寂しさはなかなか抜けきれない。


そんな事を思っていると、王子から話があった、

夜部屋に来て欲しいと言う事だ、


そう言えばリリィで、もふもふしていたので、

王子との”もふもふタイム”はずいぶんお預けだった。


そもそも、”もふもふタイム”は、王子にお願いしたものだし、

王子の負担になっているのかもと言う思いもあった。


夜、王子の部屋を訪ねると、王子はすぐ聖獣の姿になり、

ラグに寝そべった。


これは撫でろと言う事なのだろうか?


何もしていないのに、尻尾はパタパタ動いている。

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