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「ガルディーラ?聞いた事ないわ」


「ああ、新製品さ、お試しあれって事で」


ふくよかな体格で、太鼓腹をゆすって、

露店の店主が答える。


おまけといいながら、あえて新商品を配って、

気に入ってもらえたら、こちらも買ってもらおうと言う寸法ね。


店主の商魂の逞しさに感心しながらも、

それならいいかと思ってしまう。


そうしているうちに、横から他の客の注文の声が飛び、

迷っていると、迷惑になってしまいそうだ。


「じゃあ、それでいいわ、いっぱいおまけしてね!」


「お嬢ちゃんは可愛いからな、任せとけって」


そう言って、新商品を袋に詰め込んで、

渡してくれる、私はあわてて400クローネを払った。


母のお土産もかねているが、結構沢山買ったのだ、

少しぐらいつまみ食いしてもいいだろうと、

買ったばかりのバールディユーの果実をつまみ、口に入れる、


最初は少し固めだが、噛んでるうちに甘みが広がり、

この果実独特の味が広がる。


うん、やっぱり美味しい。

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