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10-2

「皆さん、集まってどうされたのですか?」


そう声をかけると、皆私を見て礼をする。


後で知ったのだが、上級侍女は大臣と同じ位で、

かなり偉い人になるらしい。


「実は、この子なのですが」


ある騎士の腕の中には、小さな生き物がいた。


ずいぶん衰弱していたようだが、どうやら『治癒師』が

回復魔法をかけ、少し元気になったようだ。


「ウミャー」


と弱々しい声が聞こえる。


「アーミーキャット?」


「そうです、母親とはぐれたらしく、

 木の上で動く事もできず、衰弱している所を保護しました」


アーミーキャットは、モンスターではあるが、

農作物をあらす昆虫を食べるので、基本討伐の対象にならない。


野生だと噛みつかれたりすると、深い傷を負うので、

油断はできないが、子供の頃から飼いならすと、

人間に慣れて、ペットとして飼う事も可能である。


茶色い毛をブルブル震わせ、小さい前足を、

懸命に動かしている。


その姿に、私の心はズキューンと来た、

うっっかわっいい~

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