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9-5

それから数時間後、村の広場には、

大きなファイヤーグリスリーの死体が7匹転がっていた。


どうやらはぐれたと思っていた1匹は、単独で行動していた、

ファイヤーグリスリーだったらしい。


報告と誤差がある事は良くある事なので、気にかけずにおく。


村人の顔は明るく、歓迎とお礼の振舞をしてくれている。


明るく、村人が歌う声が響く広場。


楽し気な雰囲気の中、カサカサと音を立てて、

キラースコーピオン(サソリ型モンスター)が現れた。


悲鳴と、混乱が一気に襲う。


どうやら、ファイヤーグリスリーの死体を食べに来たのだろう、

キラースコーピオンは毒を持ち、危険だ、放置しておけない。


「高位電撃魔法」


電撃魔法を召喚して、一気に片づける。


ドオオンと大きな音がして、キラースコーピオンに直撃した。


どうやら、皆無事らしい。


「大丈夫か」


声をかけると、ひぃと言った、悲鳴が聞こえる。


周りの住民達も怯えているようで、

困った顔で、俺を遠巻きに見ていた。


「王子」


気づかわしげに、俺をみる『魔法使い』に、

「先に王宮に戻る」とだけ言って、聖獣の姿になり空を駆けた。

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