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9-2

「ファイヤーグリスリーの討伐ですか?」


ここ3か月、毎日のお約束になった、マリエッタ命名

”もふもふタイム”でマリエッタに話した。


「しばらく、留守にする」


「そうですか」


と、どこかしょんぼりした顔で、毛をなでる。


「『魔法使い』、騎士も沢山いる、心配はない」


「うーん、しかし、ファイヤーグリスリーって、

 火を使うんですよね」


「そうだが?」


「毛、焦げちゃったら、嫌だなと思って」


心配してくれているのか、微妙な返事が返ってくる。

気にかける所は毛なのか?


でも確かに、自分はさして気にしてなかったが、

少し毛が炎でちじれるぐらいは、ありそうだ。


「気を付ける」


「よろしくお願いします」


そう言って、もふもふ~とご機嫌に俺の毛をなでる、


「そんなに気持ちいいか?」


「もちろんです!」


力いっぱい返事が返ってきて、ならいいかと、

撫でられるままに、身を任せていた。

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