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8-2

朝食には、バゲットにハム、レタスを挟んだ物と、

フレッシュなジュース、サラダ、スープが用意される。


昨日夕飯を食べただけなのに、全部が好物で、

しかも美味しい、私の好みを完全に把握している。


王宮ってなんて素晴らしいのかしらと、

感激しながら、食事をしていく。


朝食が終わると、マチルダが髪を結い、化粧を施す。

母に王宮に行く時、ちょこっと化粧をしてもらったが、

それとは雲泥の差!


もう、これは別人なのでは?と疑いたくなる私が、

鏡に映っていた。


マチルダ、流石王宮侍女!


鏡に映った自分をまじまじと見ると、

にやけた顔の私が映る。


これでも女の端くれ、綺麗になって嬉しくない訳がない。


「マチルダって凄いのね!」


「ありがとうございます」


控えめに礼をいうマチルダを好意的に見る。


ついてくれる侍女が良い人なら、

王宮での生活は何倍も楽しいものになるだろう。

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