表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/125

2-2

私には父はいず、母と二人暮らし、

父は木こりだったが、私が幼い頃、モンスターに遭遇して、

襲われ亡くなったと聞いている。


なので、物心ついた時から父の記憶はない。


しかし、母は回復呪文のかなりの使い手で、

治療院で大活躍している、その報酬で十分な生活ができているので、

父がいなくても何一つ不自由した事はない、

この国で、片親や、両親がいない事など、珍しくもなんともないのだ。


なので、そういった子供の為、教会では、

親が仕事をしている間、子供の面倒をみてくれるシステムがある、

国がきちんと補助を出し、不正がないよう組織化されているので、

この国の王がいい王様で、本当に良かったと思う。


母にあまりかまってもらえなかったのは、少し寂しいけど、

シスターや、他の子供たち、沢山の人に囲まれて育った私は、

とても恵まれていると思う。


そうやって、海岸までの道のりを歩いていると、

市が見えてきた。


「凄い人」


いつもの事だが、人、人、人、

ぶつからないように歩くのが、一苦労。


1つの露店に到着し、品物を見るが、

次に見たい人に押され、とてもじっくり商品を見る暇はない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ