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7-7

「そうか、では最後に王子に何か言う事はあるかね」


そういって王は傍らに立っていた若い男性を見る、

シードラゴンを倒した時は聖獣の姿だったので、

ピンとこなかったのだが、どうやらこの男性が王子らしい。


どこか王と似た顔つきで、非常に整っている。

ハンサムで、世の女子がキャーキャー騒ぎそうな、

アイドル性を持っている、


しかし、その表情は硬く、冷たい、

ガルで慣れているとはいえ、初対面の人なら、

話しかけるのすら、躊躇する雰囲気をしていた。


とは言え、解毒魔法は良く効いたようで、

顔色も良く、お元気そうだ。


王子に言いたい事かと、しばらく考えて、


では、と口を開く。


なぜか王子の表情は更に硬くなり、身構えているようだった。


「ありがとうございました」


王子の顔に不思議そうな表情が浮かぶ。


あれ?そんなに変な事いったかな?


「王子が来て下さらなかったら、私を始め、

 多くの人が亡くなっていたでしょう、感謝しております」

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