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7-1 上級侍女になりました
ギルドを去り、入手した情報をガルに送る、
ガルはどこかにモンスターの討伐に行っているらしいが、
詳しい事は聞いていない。
パーティを組んだ冒険者は自動的にチャットと言う能力がつく、
これはモンスターが大声を出していたり、声が出ない
状況でも、テレパシーで話ができると言う物だ、
まずは、チャットの許可のテレパシーを送る、
チャットはいつでも出来るのではなく、
お互いチャット許可を出している場合のみできるのだ。
ガルからはチャット可能だと連絡がきた。
便利な能力ではあるが、チャットしていると、
これに気を取られて、他の事がしずらい欠点がある。
どうやら、ガルは移動で馬車に乗っている所らしく、
ゆっくり話ができるようだった。
ガルに今まで手にいれた、リザードの情報を、
出来るだけ詳しく送っていく。
ガルはメモを取っているらしく、チャットはゆっくりで、
2時間ぐらいかけて、話しをした。
《役に立ちそう?》
そうチャットを送ると
《驚いた》
と返ってきた、どうやら、成果は上々のようだ。