表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/125

6-3

そう言うと、ディバインさんは戸を開け、

廊下にいた人に指示を出す。


暫くして、解毒草から抽出された液体が、

銀の樽一杯に入って持ち込まれた。


「こちらにお願いしたいのです

 成功すれば1000万クローネお支払いします」


ほとんど役立たず魔法で1000万!


なんだか詐欺のような気もするが、頭を下げ、

真剣にお願いするディバインさんに、

おちゃらけた事を言うのも気が引け、

真剣な顔を作って、銀の樽に向かう。


手をかざし、呪文を詠唱する、樽の上に魔法陣が現れる、

ここ数日魔法を使ってなかったので、MPはフルにある、

失敗する事もないだろう。


「最高位解毒魔法」


私の呪文と共に、魔法がかかる。


ディバインさんは、こんなにあっさり?と驚いているようだった。


「できましたよ」


「あ、う、え、ええ、ありがとうございます」


「それじゃあ、私はこれで」


「は、はい、お金は振り込ませて頂きます」


「分かりました」


今だ驚いた顔をしているディバインさんを後目に、

ギルドを去ったのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ