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6-2

「マリエッタ様にお願いがございまして」


おお、様付け。


本当にどうしたのだろう?


「ある薬品に最高位解毒魔法をかけて頂きたいのです」


その言葉にピンとくる、

解毒薬を作る場合、解毒作用のある薬草を抽出するのだが、

そこに魔法で効果を上げると、値段が3倍程に上がる。


しかし、解毒薬に使う魔法なら、普通の解毒魔法、

良くて高位解毒魔法でいいはず。


「どうして最高位解毒魔法なのですか?」


「とある貴族の方なのですが、長年の戦闘で、

 何種類もの毒を受け、体がスムーズに動かない方がいらっしゃるのです、

 1種類、せめて3種類程なら、高位解毒魔法で十分なのですが、

 それ以上となると・・・」


なるほど、蓄積された毒が、複雑すぎて、

普通の解毒薬では解毒できないと言う事だろう。


「その貴族の方が、いつも解毒薬を飲んでいらっしゃるのですが、

 可能なら、最高位解毒魔法がかかった薬を飲んでみたいと、

 ご希望なのです」


なるほど、それなら断る理由もない。


「分かりました」

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