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6-1 ギルドで大活躍
ある日、ガルの為に、リザードの情報を集める為、
冒険者ギルドに来ていた。
リザードの依頼を全て紙にうつし、
カウンターの受付嬢に頼んで、半年間程に出た、
過去のリザードの討伐依頼書を借りる。
こうする事で、リザードの種類、数、出没場所、
どういったパーティで討伐されたか把握できる。
「よし」
酒場で聞いた話と学校で得た知識、そして、ギルドの情報。
これらを合わせると、だいぶんリザードについては、
特徴が掴めてきた。
ガル、満足してくれるかな。
予想以上の情報に満足して、上機嫌で帰ろうとすると、
受付嬢から、時間がもらえないか聞かれた、
特別な仕事の依頼があると言う。
ギルドに恩を売っておいて損はないので、
二つ返事でOKする。
すると、ギルド登録したあの豪華絢爛な部屋へ通され、
ディバインさんが現れた。
「お久しぶりです」
「急にお願いして申し訳ありません」
元々丁寧な対応をする人ではあったが、それ以上の低姿勢に、
少しびっくりする。