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「格好つけて、いろんなスキルを取ってみたのはいいが、

 今となっては、どっちもつかずなんだ」


どうやら、その事はロランも自覚しているようだ。


しかし、一度取得したスキルは変更不可。

スキルポイントに戻す事はできない。


しばらく、ステータスカードを眺め、ロランに返す。


「いい方法があるわ」


「本当か?」


ロランが嬉しそうに、前かがみになる。


「冒険者としては、正直これ以上の成長は無理」


きっぱり言い切った私に、ロランが嬉しそうな顔から、

一気に詰まった顔になる、感情がそのまま顔に現れる人なのだろう。


「でも、王宮剣士としては、優秀な人材になれるわ」


「王宮剣士だって?」


5人で動く冒険者と違って、王宮剣士は何十人と言う、

大人数での団体戦。


なので、王宮剣士で一番必要なのは、HPと体力。


スキルの振り分けは、冒険者程、重要視されない。

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