表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/125

3-2

酒場の門を開け、カウンターの一番奥まった席に座る。


酒場は広く、まだ昼前だと言うのに、

半分以上の席が埋まっていた、

さすが、国一番の酒場。


「オーダーは?」


ウエートレスに聞かれる。


「えっと、メニューとかは?」


「うちには、お勧め、ビーラー、ステッチ、ジャスティスしかありません」


つまり、料理はお勧めの1種類のみ、

ビーラー、スティチは酒、

ソフトドリンクはジャスティス1種類のみと言う事だ。


あまりのメニューの少なさに唖然としながらも、

では、とジャスティスを頼む。


「分かりました」


とウエートレス伝票を切って、奥に入って行った。


うつむき加減にカウンターを見る、

あんなに憧れた店、そこにいるのに、心は少しも踊らなかった。


多分、この店に来るのも、最初で最後だろう・・・


そうやって、カウンターの隅でジャスティスを待っていると、

いろんな冒険者の声が耳に飛び込んできた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ