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2-12

頭を上げて見ると、シードラゴンの右手に、

トラに似た生き物が噛みついている、そこから、

電撃を流し込んでいるのか、右手がバチバチと音を立てている。


「王子だ!」


「王子が来て下さったぞ!」


市場から歓声が上がる。


王子?確か、王族は人と霊獣、2つの姿を持つ。

なら、あのトラに似た生き物が霊獣の姿をした王子なのだろうか。


「来て下されたか」


大司教様がぽつりと呟く


「なら、あの霊獣が?」


「ああ、王子のユリウス様だ、

 王子は勇者でもある、シードラゴンを倒すのに、

 これ以上の人はいないじゃろう」


その言葉に、胸がトクンと跳ねる、お目にかかるのも初めて、

実在するのは知っていたが、シードラゴン並みに、

遠い存在の王族。


その王族が、目の前にいる。


王子はシードラゴンに少しづつダメージを与えていく、

シードラゴンも腕を振り回して、攻撃をしようとするが、

空を飛べる王子の方が遥かに動きが早く、攻撃が当たる事はない。

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