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2-8

「私もそう思います」


その言葉に片眉だけを器用に上げて、大司教様が答える。


「ならば、逃げた方がいいのでは、

 その制服からすれば、冒険者学園の生徒じゃろう」


「無駄です」


私のきっぱりとした言葉に、大司教様だけでなく、

周りの人も驚いているようだった。


「無駄とは?」


「もし、私の予感するモンスターが現れたら、

 走って逃げた所で、攻撃に巻き込まれて、助からないって事です」


「君は・・・」


私は海を強く眺める。


予感は外れて欲しい。


しかし、波はどんどん間隔を縮め、波が高くなっていく。


多分、私の予感は当たるだろう。


「シードラゴンが来る」


「なんんじゃと?」


「シードラゴンです」

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