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18-6

そう言えば言った、それは王子として好ましいと言う意味だったけど・・・


顔が赤くなり、胸がどくどく言っているのが分かる。


”嬉しい”


そう心から感じている。


「私の心には君しかいない」


そう手に口づけされ、心臓が飛び出そうだった。


「でも・・・私は冒険者失格だし・・・・」


結局、防御魔法は習得できず、

冒険者ギルドに登録したものの、一度も冒険していない。


「何を言っているんだ?冒険者なんて危険な事させる訳ないだろう」


その言葉に、あれ?私、失格でも大丈夫?と頭を過る、

正直、大分混乱してきた。


「私を起こして、食事して、ダンスしてそんな事ができるのは君だけだろう」


だんだん、そうよねと言う気分になる。


「すっと、”もふもふタイム”ができる」


「結婚します!」


「あはは」


王子は楽しそうに笑っている。


「王宮とギルドとの仲を取り持ち、しかも国に貢献した貴族、

 誰も反対しないし、させないさ」


その言葉に、涙が溢れ、王子がその涙をそっと指で拭ってくれて、

そのまま2人は口づけた。

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