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18-4

何とか正気を保っているギルドの人に、お願いされる。


ああ、そうだった、今はギルドの代表なのだったわ。


「王様、お願いがございます」


「うんうん、何だい?」


「魔法付与など、ギルドに王宮の力を少し貸して頂きたいのです、

 そうする事で、多くの民が安全に過ごせる国になりますわ」


「うんうん、いいよ」


あっさり許可を取り、ギルドの人を見る。


「貴方様はいったい・・・」


何とか保っていた正気を疑い始めたギルドの人を後目に、

王様の御前を去った。


もう、ホールで冷たい目をしてる人はいず、

皆、優しく歓迎してくれていた。


そのあからさまな変化に苦笑しつつも、

今まで王宮で働いて、得てきた信頼に、心は温かくなった。


多くの人が話しかけ、喜んでくれている。


素直に感謝の言葉を受け止められる事に、

喜びつつ、予想以上に楽しい時間を過ごしたのだった。

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