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2-7

しばらく海を見ていると、一度は収まったかと思えた波が、

定期的に大きく来る。


市を見ると、人は3分の1ぐらいに減ったが、

まだ多くの人がいた。


そうして、しばらく周りを見渡していると、

立派な白い口髭を生やした老人を見つけた。


「大司教様!」


私は大司教様の傍に行く。


ペコリと頭を下げる。


「いらっしゃったのですか?」


「ああ、どうも嫌な予感がしてなぁ」


立派なひげをさすりながら、大司教様が答える。


この一帯の教会のトップに立つ、大司教様、

その方の言葉に、やはりと思う。


「大司教様、王宮への報告は完了致しました」


教会付きだと思われる、剣士から大司教様が報告を受ける。


「王宮へ連絡されたのですか?」


「老人の思い込みならよいがの、どうもな」


普通、モンスターの討伐は冒険者ギルドに依頼される、

王宮まで依頼をすると言う事は、国の危機、

相当危険な状況だと判断されたと言う事だろう。

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