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どうやか今回の夜会は、お互いの意地をかけ、
無駄にまで盛大なものになりそうだ。
マチルダ曰く。
「どこの馬の骨とも分からぬ輩に、舐められてたまるものですか!」
らしい。
うん、相変わらず口悪いなあ~
私は王宮を2日程休み、ギルドの人間として、
王宮のパーティに参加する。
それぞれの立場は分かるが、ギルドならではの力と、
王宮の力と、それぞれ良さがある。
上手く力を合わせる事ができればいいんだけど・・・・
休み前、無駄に衣裳に気を使っている王子を思い返しつつ、
ギルドで王宮へ行く準備をする。
ギルドもギルドで、私の紹介も兼ねているので、
「ギルド総力を挙げて準備します!」
と気合が入っている。
ちなみに、お値段は総額70万クローネ程、もちろん私が払う。
ガルからは1億クローネ振り込まれていたので、
余裕ではあるが、貴族って本当に大変なのだ。