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16-6

「短刀直入に言うわ、土に潜れない魔法を付与した剣と、

 ユングラティア素材の剣が欲しいの」


それを聞いて、ディバインが驚いた顔をしたが、

すぐさま答えを返した。


「魔法を付与できる剣はご用意できますが、

 魔法の付与はできません、

 ユングラティア素材の剣はマリエッタ様が貴族になられたら、

 お渡しできます」


流石、副ギルド長、正確な回答が返ってくる。


「貴族になられるなら、手続き致しますが」


「なれるの?」


「ガルの功績がありますからね、そのパーティである事を

 考えると十分です」


あ、ガル、呼び捨て。


別にここにガルがいないからではないだろう、

むしろ、ガルに対する対応が普通、私への対応が丁寧すぎるのだ。


理由を聞いてみたい気もするが、今日はそんな話をするつもりで、

来た訳ではない。


「でわ、お願い、出来るだけ秘密で」


「分かりました、しかし、王宮へ王様にご挨拶にいかないといけないので、

 いずれバレますが」


う、仕方ないと思いつつ、手続きを済ます。

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