表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
112/125

16-5

ガルは王族、貴族が苦手な人だ、確かに難しいだろう。


「要は、土に潜れない魔法を付与した剣と、

 ユングラティア素材の剣、その双剣があればいいのね」


「しかし、魔法の付与は王宮魔法師ぐらいしかできない、

 これが、無理の訳だ」


ふーんと話を聞く。


「ユングラティア素材の剣ってそんなに硬いの?」


「いや、硬さはそれ程ではないが、土属性の生命力を奪う能力がある、

 相性が一番いいんだ」


その後、食事を終わらせ、人通りのない所で、

最高位回復魔法をガルにかける。


「うを、十年前の古傷まで直ってやがる」


と感動された、

これで、バーサーカーのスキルを全力で出せるようだ。


20年若返ったようだと、本当に嬉しそうで、

約束を果たせて、本当に良かったと思う。


そして、ガルと別れてから、ギルドにやって来た。


まあ、駄目で元々、当たって砕けろよね。


私はギルドのカウンターでステータスカードを金にして見せる、


ゴールドカードには特典がある、

それは欲しい物をお金さえ出したら、用意してくれる特典だ。


私はすぐさま、豪華な応接室に通され、ディバインが現れた。


「ご無沙汰しております」


相変わらず腰が低い。


「『聖者』になられたとか」


流石、副ギルド長、情報は早い、

それでも断定ではないのは、やはりあの司祭のせいだろう。


私はステータスカードを出した。


色を変えたり、表示させなかったりはできるが、

逆に元々ないものを表示させたり、上位の職業を表示したりはできない。


私は表示を『遊び人』から『聖者』に変えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ