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2-6

海岸の海のすぐ傍にいくと、大きな結界の装置があり、

海岸全体をおおう、巨大な結界が張られていた。

結界師も何人か集まっているようだ。


「この結界の強度はどのぐらいなの?」


結界の装置を見守っていた男の人に話しかける。


「ああ、心配いらないさ、

 この結界があれば、大抵のモンスターはやってこないし、

 強めのモンスターが攻撃した所で、無駄だと悟って、

 しばらくしたら去っていくさ」


気楽に話かける男に、嫌な予感がする。


確かに海岸にモンスターが出る事は珍しくない、

その為に、結界師もスタンバイしているし、結界装置もある。


「この装置が破られるとしたら、どのぐらいのモンスターなの?」


「ははは、お嬢ちゃんは心配性だなぁ、まず大丈夫だよ」


そう言って男は去っていく。


海岸から陸地に移動する人も多くいるが、

露天商など、一部の人は、よくある事だと、商売を続けている。


嫌な予感は続いているが、

言った所で、小娘の言葉など、誰も耳を貸さないだろう。

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