表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺が最強になるまでの物語  作者: アルトラ
少年期
21/37

説明

 猫亭という場所は安いといわれるだけあって一人小銅貨四枚で泊まることができた。夕飯は固い黒パンと薄味のスープが出てきただけだった。

「いかにも駆け出し冒険者って感じだね」

 スープにパンを浸しながらリナに話しかける。

「うん」

「さっさとこんな状況から抜け出したいな。明日は依頼を受けないから街の地理を理解する日にしよう」

「分かった」

「今日は久しぶりに魔法を使ったから疲れたね。さっさとご飯を食べて寝よう」

 手早く夕飯を食べて雑魚寝部屋に行き寝た。



「街の構造を大分知れたね」

「もう迷わない」

「さすがはリナ。記憶力がいいね。俺はあと何度か回らないと覚えられなそうだよ」

 そんな話をしていると冒険者ギルドに着いた。ついさっき三つ目の鐘が鳴ったのでいいころだと思う。受付には昨日と同じ人が座っていた。

「こんばんは。遅くなかったですか?」

「全然大丈夫ですよ。少しあちらの席でお待ち下さい」

「はい」

 そう言って示されたほうの椅子に座って待っていると、ギルドの職員から声掛けがあった。

「今日冒険者の説明を受ける皆さんは集まってください!」

 そう言われて集まったのは俺たちを合わせて四人だった。俺たち四人はギルドの中にある小部屋に通された。

「では冒険者のルールについて説明会を始めます!説明をさせていただくヌーシュと申します」

 ヌーシュさんの自己紹介が終わるとすぐに説明が始まった。

「まず冒険者の格付けについてですが下からF、E、D、C、B、A、S、SSとなります。魔物の脅威度もこれと同じです。しかし魔物の脅威度にはSSSランクがあります。依頼は自分のランク以下のものしか受けられません。しかしランクが上の者と組んでいる場合は上の者が基準となります。次にパーティについてです。パーティとは二~六人で組むグループのことです。ギルドはこれを推奨しています。次は....」

 説明が長かったのでまとめると

 ・依頼は自分のランク以下しか受けることができない

 ・魔物の脅威度は同じランクの者が一対一で勝てるくらい

 ・ギルドはパーティを推奨している

 ・ランクは依頼達成回数と実力、素行を鑑みて上がる

 ・依頼は一つ目の鐘が鳴った時に掲示板に張り出される

 ・緊急依頼は絶対に受けなければならない

 ・パーティの上にはクランというものがあるが色々な条件がある

 ・依頼を失敗すると罰金を払わなければならない

 ・下のランクのものばかり受けすぎると降格することがある

 ・B以上のランクは昇格試験がある

 ・Bランク以上は成人してからでないとなれない

 ・冒険者同士の諍いにギルドからは関与しない

 ・ギルドを通さないで依頼を受けた場合もギルドは関与しない

 ・三年間ギルドカードが更新されない場合は除籍される

 ・ギルドカードの更新は依頼を完了したときに出すと自動的に更新される

 こんなところか。細かい部分はもっとたくさんあったが全部は覚えきれなかった。いざとなったらリナに聞くとしよう。

「質問があったら言ってください」

「なぜBランク以上は成人してからなのでしょうか」

「Bランク以上は貴族様の依頼を受けることになるからです。責任は自分で負ってもらいます」

「依頼を失敗したときの罰金はいくらくらいになるんでしょうか?」

「報酬の4分の3ですね」

「分かりました。昇格試験の内容はどんなものになるのでしょうか?」

「その時によって変わりますが魔物の討伐が多いですね」

「ありがとうございます」

 質問はこのくらいかな。

「他に質問はないようですね。分からなくなったらギルドの職員にいつでもお聞きください。ではこれで説明会を終わります」

 説明会が終わり俺たちが宿に帰ろうとすると、一緒に説明を受けていた二人組に声をかけられた。

「ちょっと待て」

「俺たちですか?」

「ああそうだ。お前たち名前はなんだ。俺はダネ、こっちはアラザだ」

「リグとジーナです」

「お前ら俺たちとパーティを組まないか」

「申し訳ないですがパーティを組むつもりはないんです」

「そうか。引き留めて悪かったな」

 素直に引き下がってくれてよかった。もし強引に入れようとするなら叩きのめすところだった。それにしても荒くれ者なんていなかったな。先輩冒険者に絡まれるというお決まりの展開がなかったな。やっぱり素行を鑑みるというのが聞いているんだろうか。



 俺は夕飯を食べながらリナに相談することにした。

「リナはあの説明で全部覚えきれた?」

「覚えた」

「さすがだね~。分からないことがあったらリナに聞くことにするよ。それで俺たちはパーティを組む?」

「組まない」

「そっか。まぁ確かに俺たち目標が違うからやることも違うしね。予定があったときに臨時パーティを組む感じでいい?」

「うん」

「じゃあこれ今持ってるお金の半分ね」

「ありがとう」

 そうして今後は個人で動くことが決まったところでちょうど夕飯を食べ終わりすぐに寝たのだった。

一話の内容が短いなどの意見がありましたら教えてください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ