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俺が最強になるまでの物語  作者: アルトラ
幼児期
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魔力切れ

 俺が生まれてからの2か月で分かったことは2つあった。

 まず1つは虫への忌避感が本当に無くなっていたことだ。母に抱えられてて外に出たとき蜘蛛を見つけたが嫌悪感が微塵も湧かなかった。前世では小さな蜘蛛を見るだけで気持ち悪くなっていたのにだ。それと虫への忌避感がなくなったことの影響か分からないが落ち着いた性格になった。口調も落ち着いたし性格も少し変わっていた。

 2つ目は言語理解系のチートはなかったことだ。だが、2か月間毎日異世界の言語を聞き続けていたら大分わかるようになってきた。母と父が使っている言語が日本語に近かったということもあり会話はほとんどわかるようになった。まだ発声器官が発達していないので喋ることはできないが、この村のことは大分わかるようになった。


 さて、俺はまだ生後2か月なわけだができることがある。それは魔力量を増やし身体強化をマスターすることだ。アルストリア様は剣と魔法の世界と言っていたから魔法は存在するのだろう。転生もので子供のうちに魔力を使いこなせるようになるのは定番だからな。魔力量を増やす定番の方法といえば魔力を使い果たすことだ。身体強化しつつ魔力を使い果たして魔力量を増やしていくことにする。身体強化以外の魔法は失敗したときに大惨事が起こりそうなので魔力の制御をマスターしてからにしようと思う。まぁ、身体強化でも魔力暴走とか体が壊れてしまう可能性だってあるわけだがな...


 まずは自分の魔力を知覚して身体強化ができるのか試していく。自分の中に意識を向けていくと温かい何かがあるのが分かった。前世では間違いなくなかったものだから魔力と断定しても大丈夫だろう。魔力を体の隅々まで行きわたるようにイメージして広げていく。魔力は強く引っ張ってもちぎれはしないが物凄く伸ばしずらかった。苦労して魔力を体全体に伸ばすと温かくなり動きやすくなったのが分かった。温かい魔力が体の中から少しずつ減っているのが分かる。この状態を魔力がなくなるまで維持しよう。まだ魔力量は少ないはずだが身体強化の効果がはっきりと感じられた。


 しばらく身体強化を保った後おれは気絶した。


 ああ、気持ち悪い。魔力切れってこんなにもつらいものなのか。吐きたいほど気持ち悪いのに吐けない。腹の中をグルグル回されたみたいな感じだ。でも魔力を増やすのにはこれに耐えなきゃいけない。これで魔力が増えなっかたら最悪だな。俺の中にあった温かいものはなくなっていて魔力の回復を待つことにした。何も分からない今の時点では魔力が増えるのを信じて頑張るしかないか。


「ジグ~?」

 母さんだ。何の用だろう?

「顔色をみにきましたよ~...なんでこんなに顔色が悪いの!?」

 まずい!?魔力切れで体調が悪くなっているのを忘れてた!元気なことをアピールしよう!

「あ~~ああ~」

 のどがまだ発達途中で声が出せないだと!?でも元気なのは伝えられたはずだ。

「ジグが苦しんでるわ!早くルーレンに見せないと!」

 逆効果だった!

 俺はルーレンさんという人のところに連れていかれた。ルーレンさんは医者だったようで俺はただの風邪と診断された。こんな田舎っぽい村にも医者がいるのだと驚いた。しかもルーレンさんは魔法が使えたのだ。ルーレンさんが

「『キュア』」

 と言うと光の粒子が俺の体に吸い込まれていって気持ち悪さが和らいでいったのだ。どういう原理か分からないが魔力が回復した。あの時は魔法があったことに感動したものだ。アルストリア様があるとはいっていたが目で見たことがなかったので半信半疑だったが、これで魔法があるということに確信が持てた。この確信を持てたことによりで魔力の訓練のモチベーションもアップした。

軽い文章しか書けない。どうしよう....

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