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お母さんの言葉
朝
「あー」
人生で一番嫌な日と言って良いぐらい。
いつ死ぬとか分からない場所なのに、いつ死んでもおかしくない場所になるんだよ!
おかしいよね。
時計を見ると8時42分だった。
布団を片付けるとリビングに向かい、パンを食べた。
お母さんが
「絶対生き残ってね!必ず。」
その顔は、一生懸命な顔だった。
鈴は、初めてこんな一生懸命な顔を見た。
鈴は、
「大丈夫。必ず生き残るね。」
とお母さんの言葉を思いながら言った。
必ず生き残ってやる!!!