奴だ、、、
[4]
まだ頭の整理が追い付かないまま、考えていく、やはりよくわからない、、、
気づけば18時、話は分かったから、そろそろ帰ってくれないか?、と言った
すると彼は、「僕には家がない、ここに住ませていただけないだろうか。」と尋ねてきた、
ずうずうしいやつだ。
正直、まだ聞きたいこともあったし、自分は一人っ子なので弟ができたようで少しうれしく感じた。
母、父からも許され、家族の一員となった。
[5]
弟がアレスで兄が僕、その考えは軽く消された、アレスは僕と同じ歳だったのだ。背が低いから、てっきり中学生かと、、、(;´д`)トホホ、
しかし勉強で取り返せばいい、そんなことを思いながら、宿題をしているが全く分からない、さすが授業態度0,321の俺だ。
「さっきからなにをしゃべってるんだ、俺が弟とか授業態度がなんたらかんたらってどういうことだ?」、とアレスが話してきた。
どうやら俺は口に出して言っていたみたいだ、い、いや、なんでもない!と、ごまかすが大体の部分は聞かれていたみたいで、アレスは俺の事をジロジロ見てきた、本当に何にもねぇーって、と、無理やりごまかす、だってばれたら恥ずかしいですから!!、でも兄の座は勝ち取ってやるぜ、
すると、アレスは、あっそう、と、言い、俺をジロジロ見るのをやめ、俺の机の上にある、宿題に目を向け、これ、わかるのか?、と、聞いてきた、もちろん、と、ごまかす俺、アレスは分かるのか?と聞いてみた。するとアレスは「ああ、わかるよ」と言った。
その言葉に驚き、なんで?と聞き返してしまった、するとアレスは「塾に通っていた時に、高校3年生までの授業を教わったからな。」と、ドヤ顔で、ドヤ顔で!(大事なことなので二回言いました。)まさか、お前わからないんじゃないか?と、アレスが言ってきた。そ、そんなことない!俺をなめんな!と、俺は言ったが、まぁ、まぁ落ち着けって本当は分からないんだろ?俺が手伝ってやんよ。と、勝手に俺の宿題のプリントを
約1分もかからないうちにすべて解いてしまった。
ま、負けた、、、Σ( ̄ロ ̄lll)、ただこれだけである。
[6]
次の日、俺は久しぶりの学校の登校だった。
「おっ、稀有、今日は授業の態度もいいし、宿題もちゃんと出てるじゃないか~」
と先生に言われた、(宿題は俺じゃなくてやったのはアレスだし、アレスになめられたくないから頑張っているだけと思いつつ)するとみんなも乗っかり、おっ、稀有ついに本気出し始めたのか?などという声が聞こえるなか、「まぁ、俺天才ですから。」とごまかしつつ、帰ろうとすると、通りかかる人の中から「門のところに黒いマントを着た、変な奴がいるぞ。」という声を聞いた。
黒いマント、、、まさか、俺の命を奪ったやつ?
と思いつつ行ってみると、、、