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糖度100パーセント  作者: リクルート
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在来のいない日常 ー来織ー

 私には好きな人がいる。彼は初めは私だけが好きだと言っていたのに、彼の周りには女子が多くなってきていた。私のせいかもしれない。私がそうやってきたから。漫画みたいな展開を望んでやってきたのは私だ。もし、このまま私が彼を独占できなくなったら、私は耐えられない。なら、私のやり方に則ってやろうか。そう、漫画みたいに。


 私の計画が着々と進んでいた。誰に教えることもなくずっと考えていた。私が彼を独り占めする方法。案外簡単に思いついた。漫画を読んでいる私からすれば、もっと早くに思いついていても良かったと思う。しかし、実行に移すのは難しいことだ。監禁なんて。他の方法を探そう。その日から私は色々なことを考えた。しかし、現実的で具体的な案は思い浮かばない。

 やがて、考えながらみんなと一緒にいるのは無理だと判断して、昼休みに少しだけ顔を見せた。会うのはそれだけに留めた。あっきーを観察するため、ストーカー紛いのこともした。それで私の知らない間に他の女生徒と一緒にいたことに気づいた。焦る。このままだと彼にとっての私の価値が下がってしまう。近くには女子がいればいるほど、その価値は下がってしまう。そうすればきっと彼が私を見ることがなくなってしまう。それだけは嫌だ。早く、どうにかしなければ。


 休日を潰して、私はまだまだ考える。早く早くと焦れば焦るほど、思いつくのは単純なもにばかり。あぁ、どうしよう。

 …………もう、監禁で、いいかなぁ。

 そうだ、監禁でいいじゃん。何が悪かったのか、今になってはわからない。家にあっきーがいるのは不自然なことではない。それなら何の問題があるのだろう。よし、そうと決まれば、準備だ。


 それから私は監禁に必要なものを買って、準備を進めた。

続く

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