表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

雪降る夜


 【エーヴ:アミトラル邸】


 

 「あ、見てみてぇ!雪が降ってきたよ!」


 アリーが言った。


 小規模な街、エーヴの中心地にあるアミトラル邸。街の発展に尽くした


 アリー・アミトラルが暮らしている。大豪邸で、街の3分の1を占める。


 「アリー様、雪って珍しいですねぇ」


 お世話係のユルがほわほわとした雰囲気で言った。


 アリーは、街の発展に尽くしたと行っても、御歳10で、まだまだ子供だ。


 先祖代々この街に暮らし、街の人の良き友人、家族として街とともに歩んできた。


 

 「失礼します」


 ノックの音が聞こえ、ライズ・ウィーターが紅茶セットを持って入ってきた。


 「ライたんありがとぉー」


 アリーが笑顔でライズの入れた紅茶を受け取り、美味しそうに飲んだ。


 「そろそろ、お眠りにならないといけませんわ、アリー様」


 「んー、コレ飲んだら寝るからぁ」


 いつものような風景を、微笑ましく見守っていたライズ。


 遠くの方で、何かの音がしたのに気付かなかった。


 



 ボーン ボーン ボーン


 

 

 アリーが寝て、使用人達も寝静まった真夜中。


 


 「イヤァァ――――――――――――!!!!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ