表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人の恋路を邪魔しちゃいけません。  作者: 七賀ごふん
生徒会長の苦心(決心)

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

99/99

#9



いつもみたいに揶揄う調子で話すと、夕夏は恥ずかしそうに笑った。


「お前こそ覚悟しろよ。俺は意外と優しいんだから」

「あぁ、初めて会った時から知ってる。意外に乙女で、可愛いものが好きで、涙脆いところなんかも」


そこはさすがにど突かれた。けど嬉しくってヘンになりそうだ。高校を卒業しても、夕夏がいない未来はちょっと想像できない。

例え違う大学へ行っても、それこそ引っ越して、遠い地へ行くことになっても…………必ず彼に逢いに行く。

ひとりで泣かせたりしないって約束するから、一緒に生きてほしい。

輝いた未来しか見えない。

「夕夏、また告白してもいい?」

「そりゃー何回でも。……てかせっかくだし、俺もしようかな。いつも周りが気になって、ちゃんとできなかったし」

互いに跳ねた髪を直して、深く息を吸う。何だかちょっとだけ緊張した。言う台詞は分かりきってるのに。

「智紀」

「うん。えっと、……夕夏」

多分、俺達は青春に取り憑かれてるんだ。未だに余計なことを考えてビクビクしてる。たまに空回りしてすれ違うこともあるし、すごい大変。……だけど、楽しい。


恋人同士になっても、告白は何回でもしたいな。


「好きになってくれてありがとう」


想いを伝えるタイミング。

それは、二人同時に重なった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ