とりあえず、2バージョン
感想欄のほうでいろいろご意見をいただき、「おおっ、それいいかも」と揺れている状態ですが。
とりあえず、2バージョン作ってみました。
<オーソドックスなパターン>
①お婆さん→②の婚約者候補
②お爺さん→皇子 OR 皇帝
③うさぎ→①の姉妹(魔術or剣術、激つよ)
④たぬき→②の婚約者候補、ストーカー
①が②をかばって暗殺者に殺される。②は①の犠牲で助かった(と思い込まされている)②と③は事件をさぐっていくと、④の犯行に気づく。
②と③は④を追い詰めていく。
このバージョンだと、あまりカチカチ山関係ないかもなあ……
典型的なパターンだから。まあ、書きやすい。④がサイコパスっぽい雰囲気が出れば、胸糞な感じになるのではないかなあとは思う。
<一子相伝系>
①お婆さん→聖女
②お爺さん→①の従妹
③うさぎ→騎士
④たぬき→①の姉妹
①を殺して聖女の力を手に入れようとした④だが、力は半分も奪えず、禁忌の力に手を伸ばして、聖女の力を受け継いだと宣言する。 ②は、①の遺体を発見した時、その力を受け継いだものの、①を救えなかったことに自責の念を抱いていた。 ①の死の謎を解こうとしていた③は②を保護しつつ、④の化けの皮をはいでいく。
こちらのほうが、たぶん、カチカチ山の本筋に近いかな。
恋愛、というより謎解き要素が強い感じ。
たぬきが①を殺す理由は、単純に①より目立ちたいとか、そういうみみっちい理由の方がそれっぽいかなあ。間違っても世界征服とか盛大なものは狙ってほしくはない。
もしくは③の気を引きたいとかの要素を入れていくと恋愛小説っぽいかなあとは思う。
おまけ
猟奇性を中心に考えた場合(こちらはスプラッタ展開。恋愛はなし。苦手な人は飛ばしてください)
①おばあさん→類まれなる美少女
②おじいさん→①をねたむ少女
③捜査官
④呪術者
①の美しさをねたんだ②は④に美しくなるもらって飲むと、①の姿になった。茫然となった②に、飲んだのは①の血だと知らされる。②は自分の姿に戻ることができないことを告げられ、①として生きようとするが、十日すぎたころに若さを失い始め、干からびて死んでしまう。
③は①の変死(実際には②の遺体)を調べているうちに、④にたどり着く。
よく考えたら、最後のパターン、割とよく書いている気がする。
オカルト系って、こういう系列よくあるよね……。
エリザベート・バートリー なやつ。