登場人物
カチカチ山の物語の登場人物を考えていきます
①お婆さん
おそらく善良。被害者
②お爺さん
たぬきに畑を荒らされたことで、たぬきをつかまえた。
たぬき汁にするつもりだったたぬきにより、お婆さんは婆汁にされたものを食べてしまったのち、絶望する。
③うさぎ
①②の知人。お婆さんの事件の顛末に腹を立て、たぬきに報復する。
④たぬき
お婆さんをだまして殺したあげく、それを爺さんに喰わせるという所業をほどこす。うさぎに誘い出され、最後には溺死する。
もし、これをエンタメ風に直すなら、②と③を恋愛、もしくはバディ風にする感じがいいなあと思っています。
④のたぬきは、とにかく非道で、サイコパスな感じがいいかも。権力者でもいいかな。
一応、暫定のキャラを以下にします。
①お婆さん→女性なら聖女。男性なら皇子。
将来を有望視されていた人物。②の親族?
②お爺さん→①と腹違い、もしくはいとこ関係。
①の死後、力を引き継ぎ、④に弱みを握られる。
最終的に①にとどめをさすことになったという罪の意識がある。
③うさぎ→②と恋人関係、もしくは主従関係
すべてを知ったうえで、②を守り、④を倒そうとする。
④たぬき→②の肉親。男なら大公、女なら皇妃(側室)
①を敵視し、②を使って殺害。②の罪の意識を煽って、操ろうとする。
ここに前回考えた骨格をあてはめて、あらすじを書いていこうと思います。
人物名は数字になります。
護国の力を持つ①を疎ましく思った④は、事故もしくは偶然をよそおって、②がその力を奪うようにしむける。その場面を目撃された②は④にゆすられる。③はそのことを知り、②を守り④を倒そうとする。
こんな感じでしょうか。
もし、③が騎士なら剣劇系のハラハラドキドキがふさわしいし、か弱い女性ならば、カチカチ山の本筋に近いような感じで、ハニトラをしかけていくというのもいいかもしれない。
まだぼんやりと設計している段階なので、どっちに転んで行った方がいいのか決めかねてます。
一応ラストは④が倒れて、めでたしめでたし、となるはず。
ご意見ございましたら、感想欄、もしくはXなどで教えていただけると嬉しいです。
おまけ。
もし、現代版だったら。
うさぎにけしかけられて、たぬきのSNSが炎上。こまったたぬきにアドバイスを求められ、うさぎは嘘のアドバイス。炎上はさらに大きくなる。
やがて、たぬきは過去のモラハラ発言? を掘り起こされ、損害賠償を請求されて破産する。
なんていうあらすじを考えました(書きませんけど)
こうやって考えると、本当に『報復』モノの筋だなあと思います。




