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サイレンス  作者: 1123
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 物語の舞台は22世紀の地球。


 21世紀の初め、徐々に太陽はその活動量を弱め、中頃には全盛期の50%まで落ちそのまま横ばいになった。世界は急激な環境の変化にさらされ、戦争・疫病・原発・経済崩壊・人口減少・気象環境の激変により大陸のほとんどが不毛の地と化してしまっていた。残された人々は安全な大地を求め国境に詰め寄り、混迷を極めた文明社会は収縮し、北極と南極は地球の三分の二を覆うほどに肥大化していった。


 人類は、北米東海岸を主とするUGA(アメリカ神国)、西ヨーロッパを主とするEDCユーロ・ディフェンス・コレクティブ、スペインと北アフリカの一部を主とするECユーロコープ社領地に別れて暮らしていた。

 

 資源が枯渇し新たなエネルギー源を求めた人類は、人体から微量に発生する生体電子エネルギーを右胸に埋め込んだチップで効率的にチャージし回収する「電子力」を開発した。開発者であるユーロコープ社と密約を結んだUGA・EDCの両者は効率的な階層社会「イジュアル・クラス」の構築を目指し、身体障害や生まれつき、もしくは突然に電子力をチャージできない身体となった適合外者インシュレーターや第三世界からの難民の受け入れ先としてEC社領地内に新たな第3世界を建設した。持たざる者が集うその地は「アンダーワールド」と呼ばれ、逆にアンダーワールド以外のUGA、EDC、EC、の都市は「ヴァ―ス」と呼ばれた。

 

 自由を求める漂流民ジプシー達は海洋都市「スプラウト」を作り、UGA、EDCからの治外法権を獲得していた。


 救世主を求めるUGAは、母なる地球=マリアと考え、マリアを最上の神と考える「イコン正教会」を国教とし、教会の教えが人々の心を支配していた。


 運命はすべて神が決められている、という教義により全ての事象を、神の救い=サルースと捉え、スポーツの勝敗から個人的な事象までを条件の対象とした保険会社「ブック・ロイズ」がほぼ唯一の娯楽、投資の対象となっていた。「アンダーライター」と呼ばれる取引の責任者、アンダーライターの集合体「シンジケート」、世界中の「コーヒーハウス」を取引の場とし、金銭だけでなく、適合者アダプテッドの条件である健康な人体の代替品としてストック可能な四肢や臓器、脳の一部も担保として取り扱う。

  

 「ブック・ロイズ」、「イコン正教会」、「ユーロコープ」、はUGA、EDCの2国間にまたがりそれぞれの利益追求や競合、争いも含め常に緊張感のある関係性を維持していた。


 そんな時代。


 物語は、2135年のアンダーワールドから始まる。


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