退化論
人は信じる動物である。
現代において、それは難しい事かも知れない…。
人類はここ最近でまたたく間に発達した文化をもった。
が、それは同時に人類の退化の歴史であるのかも知れない。
自然界では何か不都合な事がある事で機能を進化させ繁栄し、対応できぬ者は滅びてきた。植物、動物、魚類、例外なくである。
これを進化と定義するなら、人類は間違いなく退化している、人類は環境を進化させ繁栄してきたに過ぎないだろう…。
なぜ人類だけがこの様になったのか?
元は猿である人類。みんな騙さてはいないだろうか?
科学とは何だろう?人類はこれを過信し過ぎている。科学者には笑われるかも知れないが、科学などに縛られては何も答えはでない。
人は信じる動物である。人類の歴史は信じる事でできていた、太陽信仰や祟りなど、目に見えない事が重要だった。
日本の象徴は天皇である、天皇は神であり、鬼である。わからない人もいると思うが、簡単に言うと神=鬼なのだ。
祟るから祀る様に、祟るから神なのだ。
日本の成り立ちは今ではバカにされる様な事が重要だった。
私は思う、人類は信じる力、第六感を退化させてしまった唯一の種ではないかと。
第六感を無くし、勝手な繁栄を続けてきた人類、滅びる日は遠くないだろう、それは自然界の反撃なのか、人類を創った天からの観察者なのか?
答えはでないが、古代の暦は2011年までしか記されていない。
誰しもが危機感なく過ごしている、人類が失ったモノは大きい。
だが最後に言っておくが、人類は信じる動物である、信じる者は救われるのである。