プロローグ 前編
頑張って書きました。
頑張って書き上げるつもりです。
ほんとに下手の横好きで書いています。
酷評しないでください。
ミス等々あったらお教えください。
よろしくお願いいたします。
うんこが、したい。僕の頭は今それでいっぱいだ。ぁあぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁんんんんっももおももれええええるうううううっっっっ!!!ああぁぁぁっ!もれたらぁっ!!じんせいいいいぃいっっっっ!!おわりゅうううううううううう!!!――っはっ!やばいやばい!意識が飛びかけてた...これはマジでヤヴァイぞ――自転車を超速で漕ぎながら、走馬灯のように、これまでの経緯を僕は思い出していた。
僕の名前は赤城 唯斗。本当に平凡すぎる――よくあるどこにでもいる普通の~ってやつじゃあないから――高校2年生だ。友人もそこそこいるし、親友と呼べるかなってやつもその中に入る。好きなことは、アニメを観ること。それと、ラノベを読むこと。――ちなみに好きなタイプのラノベは何というか異能を使う近未来的アクションので、苦手なタイプは転生系である。――そのため、今日は家から最寄りの――といっても結構遠い、自転車で30分くらいのところだ――本屋に出かけていたのだ。
んで、なぜこんなにも今僕が便意を催しているのか。その理由は単純至極。その答えとは、誰しも感じたことがあること。そう。『人は本屋に行くと便意に襲われる』だっ!!
誰しも感じたことがある。そうだろう?なぜかはわからないが。だがしかし、『人は本屋に行くと便意に襲われる』のだ。そう。『人は本屋に行くと便意に襲われる』。
大事なことなので、三回言いました。
えっ?うんk...便意を催したならなら本屋のトイレに駆け込めよ、だって?そんなの誰でも考えるさ。僕が考えないわけがないじゃないか。考えたに決まっているし、実行したに決まっている。
だが――
前述の通り、『人は本屋に行くと便意に襲われる』、これは真理だ。本屋に自分一人だったことがあったか?いや、おそらくないだろう。少なくとも数人はいるはずだ。そう。僕のほかにも便意に襲われた人がいたって、何ら不思議なことではないのだ。
トイレに行くと、お察しの通り、三個ある個室はすべてしまっていた。
だがそれだけでこの悲劇は終わらない。
すこしうろうろしてからいったん外に出ると、トイレの前には長蛇の列ができていたのだ。出てきてしまった僕に、先頭の人は
「あのぉ...どっちの方ですか?」
「?どっち、と、いいますと?」
「大か小か、ですよ」
そう聞かれた僕はまだしてないとはいえず、
「あ、小です」
「そうですかぁ...」
うぅ...なんかめっちゃへこんどるー
出てきた後にもう一度並びなおすのもなんかあれだったので、頑張って家に帰ろうと決意し、今に至るのだった。