1-1 おじいちゃんはピンチ!!
鈴野は病院で2100年を迎えていた。
鈴野への診断は原因不明だ。鈴野の心臓は元気良く拍動しているらしい。
しかし10日たった今でも目覚める気配はまだない。
「……」
宮原は鈴野のことが心配だがどうすることも出来ない。
「鈴野さんやぁ〜起きてよー」
(そろそろ起きてよー老友がいなくなっては困るぞー!……)
「うぅ〜」
!!
(ここはどこだー!?)
鈴野が気がついた場所は病室ではなく高層マンションの一室のベッドの上に寝ていたのであった。
(何だよ(ーー;)ここー??俺は確かゲーセンにいたはずなのだが……)
(まっイイか!ちょっと探検しよっと)
鈴野は辺りの様子が当然に気になっていたが何故だかまるで子供に戻ったかのようなワクワク感に駆られていた
各部屋の様子は至って質素な感じでテレビも無く窓からの眺めには似つかわしくない雰囲気だった。
「つまんね、何もネー」
そう言った瞬間だった
窓から外の様子を眺めていた鈴野の後ろで勢い良く扉が開く音がした。
「たっだいまー瀬奈たんは今日も仕事が大変だったのですーぐで〜…」
(………まっおかえりと言ってくれる人なんていないけどね!…んっ?……んん?ヒトだ…人がいる私の目の前に)
(やっやばいヤバイヤバイぞ、これはアカン人生終わった。長い人生だったけどまさか不法侵入で終わるとは(^_^;
いやいやまだだ、まだ諦めるところではない。ちゃんと謝ればもんだいないはず…)
「あの〜すいませんチョット道に迷ってしまいまして…」
スッと携帯を出す
「……あっ!警察ですか今私の目の前に不審者がいます。えっ?場所ですか、場所はですね…」
「待ってくれ違う違うんだ…誤解だ!」
「うわあぁーー来ないで!来ないで!警察ですか不審者が私に向かってうわあぁ!!ーーー」
「もうダメだ
終わった…
これが人生の終わりか……なんなんだよ」
「……ブハッ…がはははははは
イイねイイよアンタ面白いね」