表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エキップテクノロジー   作者: RED
序章 失う
7/20

立場と自身の思想

僕は気が付くと隊長のAKの銃口を左手で握っていた。自分でも何をしているか分からない。


「やめろ…この人は僕たちの為にやったんだ…。」


撃たれたら死ぬ。この言葉だけが脳内を駆け巡る。


「ぐっ…。俺たちが医療品を取ってこなければ大勢が死ぬのだ!これは正義の為の犠牲だとは思わないのか?!」


隊長はCSGに目をやりながら叫んだ。無論返事はない。


「何が正義だ!お前は…!お前らは格の差ってだけで僕達を簡単に捨てる!大勢が死ぬだと・・・?もう何万の人がお前らの言う正義に死んでいったと言うんだ!」


僕の心から出る思いが初めて口を通して外に出ていった。きっとCSGの人間がいるからっていうのもあるのかもしれない。


「その男を押えろ!!」


CSGの団員が隊長を取り押さえようとする。ほかの民兵は皆逃げていった。


取り押さえられようとする最中(さなか)隊長は引き金を引いた。

立場上の問題で学校や会社での方針に違和感を感じても中々おいそれちゃうやろとは言えないだろう。


でも自分の意志は間違っていないと判断した上でその意志を貫く事で成功した人もいる。


やはり自分の考えは重要だ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ