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ラルクの便り
母のマリアから手紙が来て、ラルクが目に見えて元気がなくなったと書いてあった。
そういえばラルクに事情を説明せずにこっとに来てしまったから、見捨てられた気分なんだろうな。
私が物心つく頃からずっとそばで守ってくれていた、無給の志願兵で父の先輩にあたる人なんだ。
なんでも生別か死別かはわからないけれど奥さんと幼い娘がいたそうで、そういうこともあって私の護衛をずっと務めてくれたんだと思う。
森オオヤマネコに襲われた時も助けてくれたし、剣も弓も薬草についても全部教えてくれた。
両親以上に私の親みたいな人なんだ。
私も離れてしまって淋しいけれど、ラルクもきっと。
それで私はラルクに長い手紙を書いて謝ったんだけれど、届いた返事の手紙はたった一言で、『気にするな、がんばれ、お嬢』だけだった。
ラルクらしいって言えばそうだけど……。
もうちょっとなんかないのかいっ!!
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