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落馬した少年
「追いかけよう、この辺りで死なれたら目覚めが悪いよ」
「わかった。弓もすぐ射てるようにな」
二人で追いかけるとちょうど、ハーピーに襲われて馬が後ろ足で立ち上がったところだ。
まずい! 少年は落馬して地面に体を打ちつけた。
「お嬢!」
「分かってるっ」
私は弓矢に矢を番えて倒れた少年の上に降り立ったハーピーめがけて矢を放った。
「ギャァァァァ」
胴に刺さった。危ない危ない、頭を狙ったのに。
ラルクが突進して行って、剣で一閃。
ハーピーの首が血の糸を引きながら宙を舞った。
「大丈夫ですか?」
私は少年を揺り起こした。
すると一度だけ少年は目を覚ました。
「私は……誰だ?」
「えっ?」
「ここはどこだ。どうしてここに倒れている?」
「自分の名前を思い出せませんか?」
「……」
「もしもしっ、駄目だ。また気を失った」
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