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マイケル王子の疑問
マイケル王子は辺境伯邸で三日ほど休養した後、子爵親子が見舞いに来るという先ぶれの知らせを受けた。
当然世話になったことへの謝礼をしなければならないが、なにか腑に落ちないものがある。
自分は大森林に入ったというが、どこから入ったのか?
魔獣に襲われて落馬したというが、その魔獣はどんなものだったのだ?
そして自分の物だと思っていた、この護身のペンダントは誰のものだったのか?
辺境伯の物知り執事によると、かなり古いタイプのデザインなので二代前の世代から譲り受けたものだろうとのこと。
そして包帯に使われていた布を綺麗に洗ってつなぎ合わせてみたが、わりと粗末な縫い方で、子爵令嬢が着ていた下着だとは思えない。
子爵家となればしっかり名のある商売人が縫ったものを使うだろう。
もしくは腕の良い侍女に縫わせるとか。
この下着はどうみても素人娘が自分用のを縫ったものという感じだと、辺境伯の侍女長の意見だった。
もちろん、自分の怪我との関連は伏せたままにして聞いてみたのだが。
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