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2024 2・29

作者: 上高田志郎

2月が終わる。長かった。

今年はまだ二カ月しかたっていないという。うんざりする。


姉は退院して実家。水曜日の朝に車で顔を見に行って昼から仕事。

見た目はそれほど変わっていないのだが。お互いに歳を取ったなと。


母親からは神様にお祈りしてと懇願される。お札を貰いに行ったとのこと。

昭和のアスペの男と結婚して悩みの末路として新興宗教にしか救いがなかったという。


よくある話だがうんざりする。がんばれって言ってと言われるが、いう訳がない。


これが実の母親なのだと思う。辛い時に味方になってくれない。必ず足を引っ張りにくる。

自分の人生はずっとそうだったと言えばそうだが。貧乏ではなかったのだし、何から何まで理想の母親や家族なんてどこにもないだろう。他人を見れば自分の家とはあまりに違う、まぶしいとはまさになのだが、実のところ、皆それぞれ、悩みやつらさがあるはずだ。とてもそうは見えないが。


しかし、自分の子供が病気になって、それも普通の病気じゃないのだから、病人の気持ちを優先してあげてほしいところだが、それがどうしてもできない。


神様神様。江戸時代の農村の婆みたいでほんとに口をききたくなくなる。

しかし私もこの母親の影響でたまに宝くじを買ってしまうのだ。これぐらいの影響ならかわいいものかも。


そもそも神様がいたら結婚して3年もたたないで末期がんになるわけないだろ

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