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ショック
「ねーねー拓真君はみんなと遊ばないの?」
俺に話しかけて来たのは鈴音。美少女で、頭はいいが運動が出来なくてそれがギャップ萌えで人気らしい。実はこの俺も好きだったりする。
「あ、うん。俺はいいんだ。それより、こんな俺と話してていの?」
「うん!全然大丈夫!私そういうの気にしないの。」
実際話してていのとか言ってはいるけど、逆にもっと話しかけてくれたりしたらいいなと思ってる。
そして、鈴音は俺の学校生活での癒しだ。
そして、彼女は友達に連れてかれた。
はぁ、また虐めが始まる。
そして、今日もなんとか1日を乗り切って帰ろうとしていた。そして、この階から降りようと階段に向かった時だった。
「あんたは、拓真と話してて疲れないの?」
「そりゃあ、疲れるに決まってんじゃん。あんな、顔がゴミみたいなやつ。一緒にいると怪物が移りそうだわ。」
「だよねー。」
そうこの声は鈴音だったのだ。