表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
89/108

かいぞう

この作品はフィクションです。

「世の中便利になったもんだよねぇ。」

「急に歳取ったな小学生。」

「仕方ないんだよ。歳を取るのは理なんだから。世の理、人の理、暴走魔獣コートワリ。」

「ちょいちょいテキトーなこと言うよな、お前。」

「歳を取るってとこ?」

「暴走魔獣のとこ。」

「暴走魔獣はテキトーに言ったことだから仕方ないんだよ。」

「テキトーに言ってんじゃん。」

「でも御安心を。」

「何をだ。」

「あれは本題じゃなくて単発ボケだから。」

「本題だったら困り果てるわ。」

「では本題入ります。」

「どうぞ。」

「暴走魔獣コートワリは」

「一時停止。」

「暴走してるので止まりません。」

「単発ボケじゃなかったのかよ。」

「テキトーに言ったことだからね仕方ないね。」

「それで済ますのか。」

「本題入ります。」

「どうぞ。」

「暴走」

「本日閉店いたします。」

「お疲れ様でした。」

「そうじゃなくて。」

「何がなんだよ。」

「本題に入りなさいよ。」

「さっきから入ろうとしてるのに止めてるのはキミなんだよ。」

「暴走魔獣は本題じゃないだろ。」

「じゃあ何が本題なんだよ?」

「世の中が便利になったって話だろ?」






























「盲点っっっっっ!!!!!」

「こんなに間を空ける必要あったか?」

「それくらい衝撃だったってことなんだよ。」

「冒頭でそれ言ったのお前だったと思うんだが。」

「電話機の進化くらい衝撃だったんだよ。」

「そんなにか。」

「電話機に限らず、世の様々なものは改造されて進化されて、また改造されて進化されて、そうやってどんどん便利なものになっていっているんだよ。」

「確かに。」

「そして最終的には黒曜石の彼方へと消え去るんだよ。」

「どこだよなんでだよ。」

「なんか、お笑いコンビみたいだねぇ。」

「何が?」

「続きまして、エントリーナンバー36万4269番、どこだよなんでだよ、の、お二人です。どうぞ!………的な。」

「めっちゃエントリー。」

「国を揚げてのイベントだからね。」

「国家を唐揚げにするな。」

「残念、天ぷらです。」

「そこはどっちでもいい。」

「どっちでもいいってのが一番困るのよっ!!!」

「お母さんかよ。」

「天ぷら専門店で唐揚げが出てきたら怒るくせに、自宅ではどっちでもいいって言うんだから!。ほんっとうにあなたって人はコスメティックファンタジー!!」

「女性用化粧品になった覚えはないけどな。」


鶏の唐揚げ食べたい

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ