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あんでっど

この作品はフィクションです。

「ねぇねぇ、」

「ん?」

「不死なる存在。それこそがアンデッドなんだよね?」

「…あー、確かそうだな。」

「再来なる存在。それこそがアンコールなんだよね?」

「…あー、確かそうだな。」

「酩酊なる存在。それこそがアルコールなんだよね?」

「…あー、確かそうだな。」

「調査なる存在。それこそがアンケートなんだよね?」

「あー、確かそうだな。」

「甘味なる存在。それこそがあんドーナツなんだよね?」

「…あー、確かそうだな。」

「古風なる存在。それこそがアンティークなんだよね?」

「…あー、確かそうだな。」

「芸術なる存在。それこそがアーティストなんだよね?」

「…あー、確かそうだな。」

「カプなる存在。それこそがチーノなんだよね?」

「…あー、確かそうだな。」















「話聞いてないでしょ?」

「…あー、確かそうだな。」

「おいおい!全自動あー確かそうだなマシン!」

「ん?」

「話聞いてなかったでしょ?」

「あぁ。途中から聞いてなかった。」

「素直か!」

「そこで嘘ついても申し訳ないし。」

「話を聞いてないことの方を申し訳なく思ってほしい次第なんだよ。」

「…あー、確かそうだな。」

「おいおいおいおいおおいおい!」

「なんだよ?」

「言ったそばから?言ったそばからなのか?ざるそばなのか?もりそばなのか?」

「鴨南蛮蕎麦です。」

「美味しいよね〜……じゃなくって!!」

「だからなんだよ?」

「どうしたんだよ?今日のキミには集中力が欠けているんだよ。」

「そうか?」

「ちょっと油断すると、あー確かそうだな、って言っちゃってるし。」

「…あー、確かそうだな。」

「ほら言ったそばから。」

「いやいや。今の確かそうだな、は、正規の確かそうだな、だから。」

「確かそうだな、に、正規品とかバッタもんとかの区別があるのかね?」

「そりゃあるだろ。なかったら大変だもの。主に豪雪地帯が大変だもの。」

「豪雪地帯はそんなの関係なく大変なんだよ。」

「…あー、確かそうだな。」

「……………。」

「どした?」

「もしかして、脳がアンデッドになってないかい?」

「それはあれか?俺の脳が永久不滅で死ぬことなく繁栄するって意味か?」

「なんてポジティブシンキング。」

「アンデッドは、デッドをアンするってことだからな。それすなわち、ペットをワンするってことさ。」

「犬好き?」

「ペットをニャンするでもいいぞ?」

「猫好き?」

「窒素を水素するでもいいぞ?」

「どういうこと?」

「…あー、確かそうだな。」

「マジでどういうこと。」


テキトーな相槌ばかりうってるのはよろしくない。

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