らんどまーく
この作品はフィクションです。
「なりたい!」
「唐突かよ。」
「私には目標が出来た!」
「ほぉ。」
「目標が出来た!」
「へぇ。」
「目標が出来た!」
「ふぅん。」
「興味を持てっ!!!」
「そう言われても。」
「人が目標を持ったと宣言した時は嘘でも興味を持ったふりをしろと先生は教えた覚えはありません!」
「ざっつらいと。」
「ライトニングおちょぼ口。」
「はじめまして。」
「ランドマーク、というものを知っているかい?」
「まぁ、なんとなく。目立つ目印、的な?その土地のシンボル、的な?」
「的な的なとなんとも曖昧。お前は人間か!!」
「ざっつらいと。」
「ライトニングぶなしめじ。」
「はじめまして。」
「ランドマークになりたい!」
「無理極まりないな。」
「何故よ。」
「人がランドマークになるとか、どうやってなるんだよ。」
「銅像。」
「あ、そういう感じ?」
「私の銅像を建設し、それをこの土地のランドマークとする。それにより、何が起こるかわかるかね?」
「何が起こるんだ?」
「キミが借金を背負うんだよ。」
「なんでだよ。」
「建設費用。」
「なんで俺が払うんだよ。」
「キミが私の保護者だからだよ。」
「断じて違う。」
「ポンしてロン。」
「チョンボ。」
「なにっ!?」
「そいつは悪手ってやつだぜマドモワゼル。」
「ランドマークで僕と?」
「握手。」
「素晴らしい演奏でした。」
「拍手。」
「いろいろ取り揃えています。」
「各種。」
「月二回。」
「隔週。」
「生涯」
「学習。」
「山芋とサトウキビと大根おろしで?」
「………それは何だ。」
「あたしが知るかよ。」
「責任放棄。」
「ライトニングがまがえる。」
「さっきから何なんだ、そのライトニングシリーズ。」
「装備品。」
「おちょぼ口とかぶなしめじとかがまがえるとか装備するのか。」
「変態度が3上がるよ?」
「上がらんでいい。てか、3つも装備して上がるのたった3かよ。」
「そんなに上がっても困る数値だからね。」
「正論。」
「適度な変態は時代を創る。」
「いきなりどうした。」
「だから私は、一日三回、銅像を舐める。」
「適度の意味。」
「おかげで舌がオーバーザレインボー。」
「虹の橋を越えた先に待っていたのは錆の味でしたとさ。」
「朽ちるなら、時代を創って朽ちたいものよ。」
「なるほど。」
「そのためにはランドマークになる必要がある!」
「時代を創るようなことをすれば、自然と銅像が出来てランドマーク化するのでは?」
「なるほど。それすなわち、逆転の発送。」
「何を届けた。」
「ライトニング高野豆腐。」
「四品目のはじめまして。」
「閃光走る美味しさ。」
「グルメ漫画的表現。」
「さぁ、城をぶち壊せ。」
「なんでだよ。」
ライトニングありがとうございました。