表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/108

かいまく

この作品はフィクションです。

「そういえば開幕したね。」

「何が。」

「閉幕が。」

「一時停止。」

「なんぞ。」

「え?」

「ん?」

「閉幕が開幕した?」

「うん。」

「哲学?」

「うん?」

「難しいな。」

「うん。」

「凡人には理解の及ばない領域。」

「そんな領域があるのならば、関わらずにそっとしておきたいね。」

「理解の及ばない領域は怖いからね。」

「そして、穏やかに過ごしたいね。」

「穏やかに過ごすのは大切だからね。」

「そして、味噌カツを食べたいね。」

「美味しいからね。」

「8枚食べたいね。」

「かなり食べるんだな。」

「1年で。」

「一ヶ月半に一枚の味噌カツ。」

「計算早いじゃん。」

「まぁな。」

「これぞまさに、閉幕の開幕、なんだよ。」

「一時停止。」

「なんぞ。」

「え?」

「ん?」

「閉幕の開幕?」

「うん。」

「哲学?」

「うん?」

「難しいな。」

「うん。」

「凡人には理解の及ばない領域。」

「そんな領域があるのならば、関わらずにそっとしておきたいね。」

「理解の及ばない領域は怖いからね。」

「そして、穏やかに過ごしたいね。」

「穏やかに過ごすのは大切だからね。」

「そして、味噌カツを食べたいね。」

「美味しいからね。」

「16枚食べたいね。」

「倍だね。」

「4年で。」

「3ヶ月に一枚の味噌カツ。」

「計算早いじゃん。」

「まぁな。」

「これぞまさに、閉幕の開幕、なんだよ。」

「一時停止。」

「なんぞ。」

「え?」

「ん?」

「閉幕の開幕?」

「うん。」

「哲学?」

「うん?」

「難しいな。」

「うん。」

「凡人には理解の及ばない領域。」

「そんな領域があるのならば、関わらずにそっとしておきたいね。」

「理解の及ばない領域は怖いからね。」

「そして、穏やかに過ごしたいね。」

「穏やかに過ごすのは大切だからね。」

「これぞまさに、閉幕の開幕、なんだよ。」

「一時停止。」

「なんぞ。」

「味噌カツどこいった。」

「胃袋に。」

「食べたのか。」

「24枚。」

「食べたのか。」

「1分で。」

「どうやって。」

「ほら。」

「ん?」

「開幕があるじゃろ?」

「はぁ。」

「閉幕があるじゃろ?」

「うん。」

「そういうことじゃろ。」

「どういうことじゃろ?」

「哲学だね。」

「どの辺が。」

「味噌が。」

「味噌は調味料です。」

「とりあえず無視します。」

「何故だ。」

「閉幕しちゃったからね。」

「なら仕方ない。」

始まりと終わりは表裏一体。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ