かいまく
この作品はフィクションです。
「そういえば開幕したね。」
「何が。」
「閉幕が。」
「一時停止。」
「なんぞ。」
「え?」
「ん?」
「閉幕が開幕した?」
「うん。」
「哲学?」
「うん?」
「難しいな。」
「うん。」
「凡人には理解の及ばない領域。」
「そんな領域があるのならば、関わらずにそっとしておきたいね。」
「理解の及ばない領域は怖いからね。」
「そして、穏やかに過ごしたいね。」
「穏やかに過ごすのは大切だからね。」
「そして、味噌カツを食べたいね。」
「美味しいからね。」
「8枚食べたいね。」
「かなり食べるんだな。」
「1年で。」
「一ヶ月半に一枚の味噌カツ。」
「計算早いじゃん。」
「まぁな。」
「これぞまさに、閉幕の開幕、なんだよ。」
「一時停止。」
「なんぞ。」
「え?」
「ん?」
「閉幕の開幕?」
「うん。」
「哲学?」
「うん?」
「難しいな。」
「うん。」
「凡人には理解の及ばない領域。」
「そんな領域があるのならば、関わらずにそっとしておきたいね。」
「理解の及ばない領域は怖いからね。」
「そして、穏やかに過ごしたいね。」
「穏やかに過ごすのは大切だからね。」
「そして、味噌カツを食べたいね。」
「美味しいからね。」
「16枚食べたいね。」
「倍だね。」
「4年で。」
「3ヶ月に一枚の味噌カツ。」
「計算早いじゃん。」
「まぁな。」
「これぞまさに、閉幕の開幕、なんだよ。」
「一時停止。」
「なんぞ。」
「え?」
「ん?」
「閉幕の開幕?」
「うん。」
「哲学?」
「うん?」
「難しいな。」
「うん。」
「凡人には理解の及ばない領域。」
「そんな領域があるのならば、関わらずにそっとしておきたいね。」
「理解の及ばない領域は怖いからね。」
「そして、穏やかに過ごしたいね。」
「穏やかに過ごすのは大切だからね。」
「これぞまさに、閉幕の開幕、なんだよ。」
「一時停止。」
「なんぞ。」
「味噌カツどこいった。」
「胃袋に。」
「食べたのか。」
「24枚。」
「食べたのか。」
「1分で。」
「どうやって。」
「ほら。」
「ん?」
「開幕があるじゃろ?」
「はぁ。」
「閉幕があるじゃろ?」
「うん。」
「そういうことじゃろ。」
「どういうことじゃろ?」
「哲学だね。」
「どの辺が。」
「味噌が。」
「味噌は調味料です。」
「とりあえず無視します。」
「何故だ。」
「閉幕しちゃったからね。」
「なら仕方ない。」
始まりと終わりは表裏一体。