いや違うんです。本当にただの農民なんです
出世欲にまみれた一人の農民が、
大都会の王都で出世を目指して、
小狡く薄汚く、足掻きに足掻く物語。
「権力が欲しい」
「出世したい」
「女の子にモテたい」
「死にたくない」
ただそれだけを胸に、少年は都会に行く。
村では野菜のクズと揶揄されたクズ野郎タケシが、
魔法大国の王都へと足を踏み入れる。
自信満々で嫉妬深い、そのうえ無責任クズ野郎の冒険が始まる。
✳︎
この国では16歳になると神からスキルを授かる習わしがある。
良スキルなら王国に即採用、しかし駄目スキルならば生涯農民。
そんな中、タケシが神から授かったスキルの名は、その名も「わからん」。見たことも聞いたこともない、誰も知らない謎のスキルだった。
初めて見るスキルに最初は困惑する王国だったが、
「神すら知らないスキルだ。もしかしたら本当にすごいのかもしれない。」
ということで
タケシの試用期間ありの国家所属の契約社員ライフが始まる。
しかしどうあがいても所詮は農民。農家タケシに戦闘力など全くなかった。
「神の理解を超えたスキル」を手にしようとも、
後にひょんなことからその身に「神」を宿そうとも、
「古代の神が作りし神剣」に主人として認められようとも何が備わうとも、
魔力も戦闘センスも皆無なタケシには、
何もかもが豚に真珠。どこまでいってもタケシはスライムにすら勝てない。
そもそも、タケシに強くなろうとする気概すらない。
それでもタケシは勝利する。
人に害なす魔人、チート異世界転移者、古の神々…
数多の強者を相手に勝利する。
この物語は、弱者が圧倒的な強者を前にして、あの手この手で死に物狂いに打ち勝つ下克上の物語。
そして今日もタケシは「地道な努力」と「地道な準備」と、そして「行き当たりばったりな話術」を唯一の武器に、王国の無茶なクエストに応えていく。
農具しか触ったことのないセンス無し男の
ジャイアントキリングストーリーはここから始まった。
要素:主人公最強、チートぶっ倒すマン、異世界転生者ぶっ倒すマン、コメディ、ハーレム、成り上がり、下克上、ジャイアントキリング、ジャイキリ
第94話 王都の危機よりも、俺は今日の昼飯の方が気になる
2019/10/09 12:06
(改)
第94話 魔法が発動しない #1
2019/10/11 12:12
第95話 魔法が発動しない #2
2019/10/15 12:12
(改)
第96話 魔術の代償
2019/10/16 12:06
第97話 参加希望者 #1
2019/10/17 12:07
(改)
第98話 バトルロワイヤル #1
2019/10/19 12:44
第99話 バトルロワイヤル #2
2019/10/20 12:06
第100話 バトルロワイヤル #3
2019/10/21 12:13
第101話 サイコパス大英雄、再び #1
2019/10/22 12:10
第102話 サイコパス大英雄、再び #2
2019/10/23 12:06
(改)
第103話 弱者の鉄則
2019/10/26 12:08
(改)
第104話 規格外
2019/10/30 12:04
第105話 安売りされる奇跡
2019/10/31 12:02
第106話 ジャイアントキリング #1
2019/11/01 12:08
(改)
第107話 八柱将打倒の糸口 #1
2019/11/02 12:11
第108話 八柱将打倒の糸口 #2
2019/11/06 12:11
(改)
第109話 八柱将打倒の糸口 #3
2019/11/08 12:10
第110話 開戦の狼煙
2019/11/09 12:20
(改)
第111話 策戦
2019/11/11 12:11
第112話 ※アリアの視点
2019/11/14 12:14