作戦
シェルが幽羅に攻撃を仕掛けるが
全て金棒で防がれるか避けられていた
「私を倒すんじゃなかったのかい?」
「まだまだ」
その様子を見ていた葵は
ゆっくりと息を吐き
両手で頬をパンっと叩き
「よし、行きますか」
シェル達に向かって走り出した
「シェル、屈んで」
シェルは咄嗟に屈むと後ろから葵が幽羅に向かって正拳突きを繰り出すが
金棒によって防がれた
「奇襲にしては甘いんじゃないか?」
「それはどうかしら、シェル」
「任せて」
シェルは屈んだまま正拳突きを幽羅のお腹へとめり込ませると
幽羅は吹っ飛び壁へと激突し
シェルは立ち上がり
葵の方へ向き
「遅いよ、葵」
「あんたが勝手に突っ走ったんでしょ、それより戦うなら今から言うことをよく聞いて」
「わかった」
「どちらかの攻撃が当たったら直ぐ離れること、追撃はなし」
「え~」
「え~じゃない、時間稼ぎが目的だから」
「はーい」
「次にあの女がアイテムを使おうとしたら全力で止めること」
「わかった」
シェルが幽羅の方へと向かおうとしたので
服を掴み
「あともう一つ、これが一番重要」
シェルは葵の方に向き
「なに?」
「それはね………………ということだからわかった?」
「えぇ、やらないと駄目?」
「もしやらなかったら2度とテスト勉強と宿題をみてあげないからね、わかった?」
シェルは敬礼し
「了解しました」
「分かればよろしい、じゃあ行きますか」
二人はこちらに向かって歩いてきている幽羅に向かって走り出した




