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朽ちた坑道

「やっと、ついた~」

「やっと、ついた~じゃないわよ」

葵はグーでシェルの頭を殴ると

頭を押さえながら

「痛いよ、葵」

「痛いわけないでしょ、痛覚をOFFにしてるのに」

「していても痛いのは痛いの、ねぇすだちちゃん」

シェルがすだちに抱きつこうとすると

葵はシェルの首根っこを捕まえて

「あんたがいちいち、すだちちゃんに抱きつこうとしなければこんなに時間がかからなかったのよ!!わかってるの」

「仕方ないじゃん、かわいいものには抱きつけがモットーなんだから」

葵は手を離し

「はぁ、全くふざけるのもここまでだからね」

「わかってるよ、ここからはかっこいい私をすだちちゃんに見せてあげる」

すだちに向かいウィンクを飛ばした

「はぁ、頑張ってください」

「うん、がんばる♪」

シェルはそう言い

入り口に立つと頭を傾けていたので

シャリーは近付き

「どうかしたのですか?シェルさん」

「あっシャリー、坑道について何かあったんだけど忘れたんだよね」

「そうなんですか?大事なことですか?」

「うーん、忘れるくらいだから大事なことではないかな?」

「そうなんですか?なら良いですが」

「うん、じゃあ行こうか?皆も行ってるし」

「はい」

坑道の中に入ると

たくさんの人が採掘作業をしていた

「すごい人がいますね」

「まぁ、入り口らへんはモンスターが出てこないから初心者向けなのよ、まぁその代わり品質は低いんだけどね」

「そうなんですか、葵さん」

「だから、私達はもう少し奥の方へ行きましょ」

「わかりました」

すだち達が奥に行くにつれて

人が少なくなっていき

人がいない場所で立ち止まり

「それじゃあ、(みどり)とすだちちゃんは採掘をお願い、私達はモンスターの相手ね、シャリーお願い」

「はい」

シャリーは目を瞑り

胸の前で手を組み

祈りの言葉を唱え始めた

「じゃあ、僕達も始めようか?」

「はい、翠さん、その前にカボスはモンスターが出てきたらお願いね」

カボスは頷いた

翠が壁へと向かったので

後に続いた

「すだちさんは道具は持ってる?」

「はい、買いました」

採取道具を取り出し

翠に見せると

「まぁ、初心者なら充分ですね、ちょっと待ってて」

翠は岩壁をじっと見て

ある一点を指差し

「ここを採掘してみてください、僕は他の場所でしますから」

翠はそう言うと別の岩壁へと移動した

「わかりました」

すだちはピッケルで岩壁を叩いて

掘り進めていると

黒っぽい色に変わったので

すだちは大きめの声で

「翠さん、ちょっと良いですか?」

声に気づいた翠はすだちに近付き

「どうしたんですか?すだちさん」

色の変わった壁を指しながら

「黒っぽい色に変わったんですが」

翠は壁を見て

「あぁ、これは鉄鉱石ですよ」

「これが鉄鉱石、次はどうしたら良いですか?」

「あとはピッケルで叩けば鉄鉱石を採れますよ」

「わかりました」

ピッケルで叩くと

インゴットになった鉄鉱石が3つ落ちてきたので

鑑定してみると

〈鉄鉱石のインゴット・B〉と出てきた

「3つも取れるなんて運がいいですね、普通は1、2個ですから」

「そうなんですか、質問良いですか?」

「何ですか?」

「どうして、インゴットになってるんですか?」

「あぁ、そういう仕様なんですよ」

「そうなんですか」

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