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封印の街

「じゃあ、まだ魔王は封印されてるの?」

「あぁ、そうじゃよ、このフラムの地下深くにの」

「地下深くって大丈夫なの?それになんでフラムなの?」

「大丈夫じゃよ、十天聖が揃うまではな、ここが始まりの街と呼ばれてることは知ってるかの?」

「えぇ、知ってる」

「始まりの意味は十天聖の始まりを意味をしているだから」

「十天聖が生まれた場所であり、魔王が封印された場所ってこと?」

「そうじゃ、その通りじゃよ」

「そうなんだ、皆は知ってるの?」

「知ってるのは、フラムの上層部でも一部の人間じゃよ」

「ふーん、例えば?」

「フラムの領主、各ギルドマスター等かの」

「そうなんだ、さっき十天聖が揃うまでは大丈夫って言ってたけど、十天聖が揃ったら封印は解かれるの?」

「それはわしでもわからんの」

「そう、わからないのなら仕方ないか」

頭の中にアラームが鳴り響いた

「どうやら、時間が来たみたい」

アラームを止め

「どうすれば、出れるの?」

「簡単なことじゃよ、もう一度〈知恵の書〉を開ければ元居た場所に戻るぞ」

「わかった、それじゃあウリエ、ベアベア、エンジェ、またね」

〈知恵の書〉を開くと

ウリエを残し

全員姿を消えたのを見て

ポツリと

「まぁ、この話は表向きはなんじゃがの」


図書館へと戻ってきた

すだちは後ろを見て

「じゃあ、行こうか」

カボスは頷き

すだちの後に続いた

図書館前の広場のベンチに座り

「そういえば、昨日はカボスをそのままでログアウトしたけど、ログインしたときは居なかったからログアウトしたら消えるの?」

カボスは一回頷いた

「そうなんだ」

すだちは納得してログアウトした


ゆずはヘッドギアを外し

起き上がり

「そういえば、錬金術師についてよく知らないなぁ、調べてみよう」

ゆずは椅子に座り

「えっと、錬金術師、Only Fantasyで検索」

ズラーと検索結果が並んだ

「たくさんあるなぁ」

ゆずはひとつひとつ確かめて

「あった、Only Fantasy初心者錬金術師編」




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